「ムービーカードで体験する、映像編集と物語の作り方」ワークショップ後記

4月30日に開催したワークショップ 「ムービーカードで体験する、映像編集と物語の作り方」には、連休期間中にもかかわらず、また告知期間が短かったのにもかかわらず、多くの方に参加して頂きました。
企画した私(小林)自身も、ムービーカードを体験するのは初めてのこと。ムービーカードのサイトで紹介されている映像写真を見て、参加している子どもたちの楽しそうな様子に心惹かれていたのでした。
今回のワークショップでは、20人弱の参加者でした。これまでのマレビトスクールのイベントでは、写真に関係している活動をしている方が多く参加されてきましたが、今回はメディア、ワークショップ、美術教育など研究に従事している方も多かったのも、新鮮でした。宮原美佳さん杉本達應さんにワークショップ指導をお願いして、私は時折進行をさせて頂きました。
ワークショップの手順を手身近にまとめるとこんな感じでした。

  1. 参加者それぞれ一人が、机に伏せられたカードから一枚のカードを選び、4人一組のグループに分かれます。それから、それぞれのカードに描かれている絵を言葉で説明して、グループのほかのメンバーにその情景をスケッチしてもらいます。
  2. ワークショップが始まる前に、宮原さんが数人の参加者から出してもらった言葉を書いた紙がグループに渡されます。その言葉が。そのグループのお題となります。
  3. ムービーカードに描かれている絵は、それぞれ数秒のアニメーションになっていて、絵柄の下についているバーコードをバーコードリーダーで読み取ると、コンピュータ画面に映像が流れます。メンバーそれぞれが持っているカードの順番、状況設定をディスカッションしながら、お題に沿った物語を一緒に作って行きます。
  4. アニメーションのカードとは別に、サウンドのカードもあり、そのサウンドを一緒にバーコードで読み込むことで、アニメーションのBGMになります。サウンドの選び方、重ね方、順番で、物語や映像の雰囲気ががらりと変わってきます。
  5. 白紙のムービーカードもあり、そこに文字を書き込んで、スキャナで読みとると、キャプションやタイトルとしてアニメーションの中に組み込むことができます。
  6. お題にそった物語をつくり、すべてを順番にバーコード・リーダーで読み込むと、アニメーションのムービーができ、絵コンテをプリントアウトします。
  7. グループごとにつくったムービーの鑑賞。

全ての行程で、1時間30分程度。20人弱の参加者はほとんどお互いに初対面でしたが、ワークショップはさまざまなアイデアが出たり、笑い声や感嘆の声が上がり、かなりの盛り上がり。実際に絵を描いたり、言葉を交わしてストーリーを組み立てるプロセスと、装置を操作して映像が出来上がる行程のなかで、グループのメンバーとのコミニュケーションやさまざまな発見があって楽しめました。

参加者の年齢や関心事、分野などで、これからもいろいろな展開の仕方を考えられるツールではないかな、と思います。
宮原さん、杉本さんありがとうございました!

One Response to “「ムービーカードで体験する、映像編集と物語の作り方」ワークショップ後記”

  1. [...] 今回は使いませんでしたが、複数の選択肢を用意して、棒グラフとして表示することもできます。 (これは、2010年4月30日「マレビトスクール」で使ったときの画面です) [...]

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