デッサン・ワークショップ記録



6月17日に開催した体験ワークショップ 「デッサンを通して学ぶ、観察・分析・表現」は、14人の方に参加して頂きました。前回のムービーカードのワークショップからtwitterによる告知への反応が良くなってきたように思います。

ワークショップの前に、滝口さんから、デッサンの概要について説明して頂きました。光、立体、空間のとらえ方、注意深く観察しながら描くことによって、立体物の質感、存在感、生命感をとらえ、自分の感覚を発見することの重要さを力説しておられました。

一通りの説明が終わったら、使う道具(鉛筆と、紙、消しゴム、ティッシュペーパー)の説明。シンプルな道具立てですが、普段とは違う使い方、役割に感心することしきり。参加者一人一人に3本の鉛筆をお渡ししているので、それぞれカッターナイフで鉛筆を削るところから作業が始まります。芯を長めに出して先端を尖らせ、木の部分を眺めに削るというのもデッサンならではの削り方です。皆さんが黙々と鉛筆を削る音がギャラリー内に響いておりました。

鉛筆の芯の固さや質感の違い、持ち方、階調、濃さの表現の仕方についてスケッチブックで描きながら説明してもらいました。

今回は初心者対象のワークショップということもあり、手近でえがきやすいものとして野菜と果物を(葉ものよりゴロンとした塊状の形の方がよい)選びました。ギャラリーの照明を半分落として、スポットライトが野菜や果物にあたると、それだけで見え方ががらりと変わります。各々選んだ野菜や果物を前にして、約一時間ほど黙々とデッサンに取り組む参加者の皆さん。鉛筆の使い分け方、消しゴムやティッシュペーパーの効果的な使い方、ものの陰影や、質感の描き方を時折滝口さんに個別にアドバイスしてもらいました。

1時間はデッサンを完成させるには充分な長さではなかったのですが、デッサンの根本にある考え方やメソッドを理解してもらうことはできたのでは、と思います。

参加者の方から、是非第二弾の開催を、というリクエストを頂いておりますので、今後また企画を検討します!

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